2015/10/07
ロールスクリーンの突合せの隙間問題
カーテン・インテリアショップのメルサです。朝晩が冷え込んできて風邪をひいてしまったようです。
涼しいと思っていたらあっという間に寒くなってしまい薄着をしてしまったからかな。
さて、今回はロールスクリーンの突合せの隙間についてです。
色んな打合せとなどで大きなサイズの窓でロールスクリーンを分割した場合の隙間の話がよく出るので、
以前書いたかもしれないのですが、今回は備忘録的、また打ち合わせの時にお客様、
クライアント様へご覧いただくようにとブログとして残しておこうと思ってます。


ロールスクリーンは1つの窓で複数台取付すると必ず隙間が出ます。
商品の機構上、スクリーン生地をパイプで巻き取って上下させ、
そのパイプをサイドのブラケットで吊っているようなメカニズムとなっております。
なので一番よく出る標準メカのチェーン式ではメーカーにもよりますが
操作側の隙間で19~24mm、非操作側で13~14mm程度。
操作しない方側だけの突合せですと26~28mmの隙間、
操作側と非操作側の突合せでいうと最大で38mmは必ず隙間が生じます。
生地にもよりますがワイド生地で最大で2.7mが仕上巾のマックス。
一般生地では2.0mが仕上り巾のマックスです。
ここでいうマックスはヘッドレールの寸法なので実際にはこれより3~4センチは幕体寸法が小さくなります。
大型タイプのメカですとパイプを吊っているブラケット自体が大きいのでもっと隙間が空いてしまいます。
(経木すだれは全て大型メカ)


特に遮光生地ですと隙間からの光漏れが多いです。
結構光漏れNGというお客様が多いので販売する側としては気を使う部分なんです。
こちらの写真は吹抜けに遮光のロールスクリーンを取付しましたが、
西日が大変きつく、結構な光漏れがありますよと事前に伝えてから商品を選択させて頂きました。
吹き抜け部分はチェーン式で正面付け、
下部の窓は窓枠内付のスプリング式でなるべく光漏れを軽減するようにご提案させて頂きました。

上記は操作側の隙間です。

上記は非操作側の隙間です。操作側の隙間に比べてわずかに隙が小さいです。
タチカワブラインドからは新しくオプションで上部の遮光フィンとサイドの遮光フレームが加わりました。
これは安くて結構いいんです。窓枠打ち付けの場合にこれからはおすすめしようと思っています。

出来たらこのように1台でロールスクリーンを窓で覆い隠せたらそこまで難しいことではないのですが...。
国内のメーカーでは大型サイズは対応できないのですが、

スイスのサイレントグリスのロールブラインドは中型メカで3.3m、
大型メカで5mまで1台で分割せずに製作可能です。
広幅の3.4mのバリエーション豊富な無地のカロラマや一級遮光の生地デープがあるので、
相当大型サイズのロールスクリーンが製作可能なんです。これはニッチですが結構良いんです。
ただ問題は納期が2~3週間とロールスクリーンの取付が絶対二人必要、
そしてロールスクリーンの割に金額がビックリ価格なのがネックです。
海外製作なので仕方ないんですけどね。

ちなみに人気のあるハンターダグラスのシルエットシェードでもロールスクリーンと同じような隙間が出来ます。
シルエットシェードは最大製作巾で2.77mまで製作出来ます。先日も2.7m以上の幅のある窓で1台で取付しました。
ウルトラグライドというハンターダグラス独自の操作方法ですが、問題なく昇降出来ました。
以上備忘録でした...
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